自分自身はドクターに全てお任せする身なので
ただただ毎日ひたすらドクターと看護師さんの指示と
お世話になって過ごした一週間でした
前回のESDの手術の時はストレッチャーに乗せられて手術室に行きましたが
今回は病室で手術着に着替えたら自分で歩いて看護師さんについて手術室に行ったんです
名前とどんな手術かを中で待ち構えてた手術担当看護師に自ら伝えて
さらに自分がこれからされる手術室に歩いて行き
意外と細い手術台に自分で寝そべり
まず麻酔科医の指示で硬膜外麻酔のチューブを入れるところから始まります
そして酸素吸入、麻酔の投与
手術室の入り口から手術室まで颯爽と歩いて登場する医療ドラマ
そんなこと感じる余裕など全くありませんでしたが
術後はナースステーションのすぐ向かいの専用のお部屋で24時間体制で看護を受けます
何度も名前を呼ぶ声がする方を見ると
主人と息子と母がいました
(目が覚めないんじゃないかと言う不安、、、)
ちゃんと覚めてよかった
そして今回は目の前、母を見つけました
数年前の妹の手術の時、自分はこんなに元気なのにどうしてまだ若い娘が
と、泣いていたのをよく覚えていました
だからまた泣かせたくないと知らせないことにしていたんです
でも手術の前日に主人が
「やはり知らせた方がいいよ 娘なんだから 母親なんだから」
と言うので、前日の夜、主人から母に電話で知らせてもらいました
目が覚め
母を見つけた時、
私の奥深いところからじわっと
昔の感情が湧いて来ました
19歳虫垂炎で手術した時も目が覚めると母がいました
麻酔が切れ痛がる私を一晩中励まし支えてくれました
喉の渇きに我慢ができずにいたらガーゼを濡らして唇にそっとあててくれました
手を握りさすってくれました
顔や頭も
母がいてくれただけでどれだけ心強かったか
そんな気持ちがふっと
幾つになっても
母の手は暖かくて安心する
自分が成人してる子供達を持ってるこんな年齢になって
また気づくなんて
ありがたかった
ただただ
ありがとう
術後1日目から歩くそうです
痛い時は痛み止めをしてまで歩かされるそうです
私もトライしてみましたが
立っただけで
冷や汗タラタラ滴るくらいかき
目の前が真っ暗になってしまったので
車椅子に乗ってmy病室に戻って来ました
左腰にはドレーンが刺さっています
メッシュの袋は硬膜外麻酔
このおかげで3日目まではすんなりと
硬膜外麻酔がなくなり4日目からは痛み止めの点滴のオンパレード
5日目はドレーンがすい臓付近に悪さをし激痛
早めに抜いてもらい何とかおさまり
7日目の今日は半分抜糸 (正しくはホッチキスの芯をぬく)
そしてこうして更新できるまでに回復しました
昨日から始まった重湯も少しずつ
ゼリーやヨーグルト、野菜ジュースにもトライです
順調に回復しています
とてもありがたいことです
前回の手術の時も毎日毎日来てくれて
今回も皆勤賞の主人と息子
毎日会えることはすごい安心感と明日も頑張ろうの元気が出るの
二人にありがとう
20時の面会時間に飛び込むように
仕事帰りに顔を見せに来てくれる娘
病室でこそこそ喋るわずかな時間に
こんな状態なのに
ありがたくて
幸せを
感じてます
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